よかばい京都日記

京都の大学を卒業した社会人の日々の記録。gooブログから引っ越ししました。

無題。

小さい頃に憧れていた戦隊ヒーロー。

彼らのようになりたくて友人達とやった戦隊「ごっこ」。

戦隊「ごっこ」の世界では、何でも自分の思い通り。

30メートルの大ジャンプだって、腕からレーザー光線だって出せた。

でも、子どもながらに、本当は戦隊ヒーローなんかになれないってわかってた。

それでも戦隊「ごっこ」をやるのは、そこに何か意味があると思っていたからだ。


さすがにこの歳になって、戦隊「ごっこ」は卒業したが、相変わらず日々の生活の中で「ごっこ」をやってしまっている気がする。

友達「ごっこ」、恋人「ごっこ」、会社「ごっこ」、学生「ごっこ」・・・。

どれが本当の自分かわからず、とにかく与えられた情況にあった「ごっこ」を演じる。

本当に好きで、好きでやっていることでも、それを「ごっこ」と感じてしまえば、急に不安になる。

本当に好きで、好きで一緒にいても、それを「ごっこ」と感じてしまえば、急に不安になる。

本当に好きで、好きで作り上げた物も、それを「ごっこ」の産物と感じてしまえば、急に色あせて見えるようになる。

そして、こんな風に考えてしまうのは、最低だと思ったりする。



同時に「ごっこ」じゃ満足できない自分がいるのも事実だ。

ごっこ」で満足できないから、夢を持つ。

ごっこ」で満足できないから、相手に何かを求める。

ごっこ」で満足できないから、相手に怒りを感じる。

ごっこ」で満足できないから、誰かと衝突してる。

日々、僕は「ごっこ」からの脱却を目指して努力し、それが「ごっこ」でないことを確認している。


でも最近、僕はどうしても「ごっこ」で我慢できないことがある。

自然とため息が出るのは、そのせいだ。

わかっているのだ。このままではいけないと。このまま続けても駄目なのだと。

それなのに、僕はやっぱり「ごっこ」を演じてしまう。